ファッションやデザインへの応用として、世界的にも人気の高い「日本の家紋」を網羅した本。 現在確認されている家紋の形(デザイン)は3万点以上ありますが、本書では、江戸期や明治期の「紋帖」(平安紋鑑など)を中心に選定し、5676点を掲載しました。 これは他の類書の追随を許さない、圧倒的な掲載数を誇ります。
家紋の掲載にあたり、本書では、 「自然」「植物」「動物」「器材」「建造物」「文様」「文字」「図符・源氏香」というモチーフごとに分類し、一覧性・検索性を高めています。 また、「美しさ、見やすさ」を考慮して、家紋の並び順やサイズにもこだわっています。 家紋に興味を持つ人ならぜひ持っておきたい一冊です。
染色補正師。日本家紋研究会理事。京都家紋研究会会長。1977年生まれ。
家業である着物の染色補正業(有限会社染色補正森本)を父・森本景一とともに営むかたわら、家紋の研究に取り組む。
現在、「京都家紋研究会」を主宰し、地元・京都において「家紋ガイド(まいまい京都など)」を務めるほか、家紋の講演や講座など、家紋の魅力を伝える活動を積極的に行なっている。
家紋にまつわるテレビ番組への出演や、『月刊 歴史読本』(中経出版)への寄稿も多数。紋のデザインなども手がける。
家紋研究家の千鹿野茂により創設された家紋の研究グループで、その活動は約40年に及ぶ。
現在は、家紋・歴史研究家の高澤等が会長を務める。
副会長・小林雅成、理事・森本景一。会員数は23名(2013年3月現在)。