具体的に汚れの落とし方を説明いたします。ファンデーションのシミ、汚れはこのページで全て解決!
しみ落とし道具
この4つの道具だけご用意して下さい。
※しみ落とし道具など、お入り用の方は当社までご連絡ください
写真2: 汚れの確認
写真3:ベンジンで濡らして行く
写真4:ブラッシングしていく
ベンジンをシミの部分だけでなく周りにも付けて下さい。
ベンジンと共に汚れ(不純物)は周りへ広がって行きます。
そうならないようにする為には、丸めた布きれにベンジンを含ませて衿の隅から隅まで(折り目や縫い目まで)を四角を描くように濡らしていきます。(写真3と写真8参照)
この時、衿からはみ出さないようにして下さい。
折り目や縫い目部分の少し手前までを目安にした方がいいです。
※写真8をよく見ておいて下さい。ページ内の下の方にある「プロのテクニック」にあります。
★注意点
広がった端にシミが移動してしまい、それがそのまま型となって残ってしまう事例が大変多い。
これでは汚れを落とすどころか汚れを広げただけになってしまいますので注意して下さい。
ブラッシング後、すぐにふき取って下さい。(この時のベンジンが衿からはみ出さない量に止めるように)
あくまでも衿の範囲内でベンジンを使用する事が大事です。もし、衿の外側へにじみ出たら素早く外側にぼかして行って下さい。ぼかし方があまいと型を作ってしまう原因となるので注意が必要です。
※ぼかす時は布きれを使用して下さい。
※ベンジンは揮発性が高く、すぐに蒸発してしまいます。蒸発してしまうと不純物(シミ、汚れ)が定着してしまい、意味が無くなります。
ぼかした部分の辺りからドライヤー(必ず冷風)で乾かして下さい。
周りからぼかさないと型が付きやすくなります。(または旗をなびかせるように衿を手で振って乾燥させる)
型が付いた場合、布きれにベンジンを含ませ、 型の部分を拭いていき、そしてまた同じ要領で乾かして下さい。
後、注意してほしいのは裏面も同じよう型を残さないようにするという事です。
写真5 ドライヤーを使って、端から型が付かないように乾かしていく。 |
写真6 綺麗に落ちました。 |
滲んで行く分を考えて衿からはみ出さないように、衿全体を濡らします。
この時、なるべく衿の表側だけを濡らす気持ちで行います。
写真8のように濡らして下さい。周りをぼかす事も忘れずに。
写真7 |
写真8 |
写真9
写真10
汚れの部分に再びベンジンを付けブラッシング。
表の生地を浮かすつもりでぼかすように行う。
素早く拭き取り型の付かないように衿全体をまんべんなく裏面も型の付かないように処理します。
ドライヤーで周りから乾かします。
表が乾いても中にしみ込んだ分が表や周りにはみ出して来て、型となる事があるので注意。
全体を平均に乾かす場合は手で旗をなびかせるような感覚で振ります。
文章と画像だけではいまいち分かり辛いと思います。そこで動画を用意致しました。