あとがき -FOAF-
伝承、伝説、伝統。
言い方や解釈は違えども、基本的に伝わっていくという点ではどれもこれも変わりはない。しかしそれが正確に伝わっていくという保障はどこにも無いのである。
私達の知る歴史は教科書に示された物が歴史そのものではあるが、近年になってその捏造の事実が明るみになってきている。日々、歴史は変わっているのである。
FOAF(Friend Of A Friend)という言葉をご存じだろうか?
簡単に説明させて頂くが、これは「友達の友達」という意味で、これはいわゆる「都市伝説」の事を差した言葉である。「友達の友達から聞いた話なんだけど」これが都市伝説が語られる形の基本パターンである。つまり聞き手が知らない者からの情報なのだ。これは基本的に確認が出来ない。
話し手は聞き手に対して話を飛躍をする。これは話の性質上少しでも面白くする方が効果的だからである。こうして都市伝説は成長していく。
人はなかなか正確に話を伝える事が出来ない。理由はいくつか存在しているがここでは省かせて頂く。少しでも話を面白くしてしまう傾向にあるのである。
今のように情報伝達手段が少ない昔は主に口頭伝達が基本であった。今お話しした都市伝説の下りでもその曖昧さは伺えるであろう。
民話やお伽噺(おとぎ話)といったようなものはこのFOAFの一つの形である可能性が高い。よくあるパターンの「昔々あるところに・・・」。かなり曖昧である。
つまり「曖昧な話」というものは、出所が不明な事が多く正体を掴みきれないものなのである。話が伝染して行くプロセスで変化を遂げた、または始めから「作り話」である。という可能性を秘めているのだ。
もしかすると、女紋もまたこうしたFOAFを含んだものの一つなのかも知れない。
今回お話したものは全て私の独り言である。これが一人歩きしない保障は一つもない。何が真実かどうかは見る者次第で変化する。これは一つの真実でもあり得るのだ。
あなたの真実はどこにあるのであろうか。
管理人:ARK
以下ネタ。
あ、そうそう。これは友達の友達から聞いた話なんですけど、女紋についての真実が「真家紋列伝〜女性に伝わると言ふ紋〜」(民明書房刊)という書籍に記されているそうです。そこには「女紋は古来より存在し、血が血を呼ぶ恐ろしき歴史あり」と記されているそうです。
その先は本当に恐ろしい日本の闇の歴史が書かれており、なんでもこの女紋という習慣は中国の「女印罪滅播」という古い書物に掲載されている「鬼女印」が源流らしいのです。鬼女印とは中国のとある今は廃村となった村に古くから伝わる儀式で、四(死)年に一度qあwせdrftgyふじこlp;@: