女紋 -おんなもん-

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No.04

みこと

数年前になるのですが、妹が嫁ぐときに訪問着などを仕立てに某大手呉服店に注文にいったところ、熊本では「女紋」を入れるとのことで母の紋を聞かれました。
母の紋は「揚羽蝶」なのですがその店の紋帖には載っておらず、結局、父の紋である橘にしました。
その後、幾つか調べたのですが紋帖などに載っているのを見たことがなく(実家にあった古い紋帖には載っていましたが紛失してしまいました)寂しく思っております。
一般に「揚羽蝶」といわれるものより羽の部分にもう少し模様(線や○)があるのですが、今ではもう見つけられないのでしょうか?
もし何かご存知でしたらお教えいただけませんでしょうか?

景一

熊本での女紋は「母系紋」なんですね。
当サイトの「家紋研究・蝶紋」では揚羽蝶、その他蝶紋をご紹介しているのですが、ごく一部ですからね。

それは揚羽蝶の形なんですか? 
2匹が向かい合っていれば線や輪の数は2倍になるのですが、やはり1匹なのでしょうか?
せめて紋帖名が分かればいいのですが、、、。
私も気にはなるのですがそれだけの情報ではこれ以上分からないですね。

古い紋帖にはあったのですね?一度図書館などでお探しになられてはいかがでしょうか?

みこと

揚羽蝶1匹で、脚の数は3でした。
注文するとき用の見本帳を持参していきましたので、そのときに対応された店員の方からは羽の文様が若干違いますね。初めて見ました。といわれました。
以前に染色の専門店で一般的な揚羽蝶は家の蝶紋が簡略化されたものにもとれますね。といわれた記憶があります。
母方の実家は、豊前の方なのでそちらの方でのものなのでしょうが、かなり珍しいまれな紋という話は聞いたことがあります。
紋帖とは別に見本帳がありましたので、実家に帰省した時に探してみます。