藤(ふじ)
下り藤
藤はマメ科の蔓性落葉木で山野に自生する。蔓は右巻き、葉は奇数羽状複葉。4、5月頃、長い総状の紫、白色の蝶形花を付ける。
奈良時代から藤の花を観賞する慣習があった。
平安時代では宴や歌にうたわれていたので、文様も流行し、織物などに描かれた。
この頃の藤花はリアルな描写であったが、後に描かれた絵巻物では、丸形に変わっている。そして衣服に文様として丸形の藤花(藤の丸)が用いられた。
当サイトに登場する「藤紋」
- 六ツ藤(むっつふじ)
- 三割藤(みつわりふじ)
- 下り藤(さがりふじ)
- 三ツ葉藤(みつばふじ)
下り藤(さがりふじ) 【掲載場所】 |
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三割藤(みつわりふじ) 【掲載場所】 |
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六ツ藤(むっつふじ) |
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三ツ葉藤(みつばふじ) 【掲載場所】 |