松(まつ)
一ツ松
松はマツ科の針葉樹の高木で、四季を通じ落葉せず、鮮やかな緑色の葉を付けている。
幹、枝、葉、松毬(まつかさ)を象って紋章科したものが松紋。
中国では長寿の象徴として見られ、日本でも長寿吉祥の瑞木として、年の初めに門松を立て1年の幸せを願った。
室町時代から江戸時代にかけて豪華な衣装に吉祥文様として、また工芸品などに盛んに用いられた。
松紋の形状、種類は数が極めて多く、変化に富んでいる。「松の全景を表したもの」「松葉を象ったもの」「松毬を象ったもの」「他の紋と合成したもの」などがある。
当サイトに登場する「松紋」
- 三ツ松(みっつまつ)
- 雪輪に左三階松(ゆきわにひだりさんがいまつ)
- 荒枝付き左三階松に切り竹笹(あらしつきひだりさんがいまつにきりたけざさ)
- 三追掛折松葉に三割唐花(みつおいかけおれまつばにみつわりからはな)
三ツ松(みっつまつ) 【掲載場所】 |
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雪輪に左三階松(ゆきわにひだりさんがいまつ) 【掲載場所】 |
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荒枝付き左三階松に切り竹笹(あらしつきひだりさんがいまつにきりたけざさ) 【掲載場所】 |
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三追掛折松葉に三割唐花(みつおれかけおりまつばにみつわりからはな) 【掲載場所】 |