木(き)
一つ木
紋帖では「木」として掲載されているが、元々は「算木」のこと。
算木は古代中国の木製計算機のこと。
真四角の角棒で、横に置けば5、縦に置けば1または10を示し、赤は加、黒は減を表す。200個を用いて難しい計算まで可能であった。
これに模して作られたのが卜筮(ぼくぜい)の算木であった。これは6本の正方柱体の木を用い、内3本には中央に刻み目がある。並べ方で64の型を作り、易によって自然現象などを占う。
当サイトに登場する「木紋」
- 隅切角に三木(すみきりかくにさんぎ)
隅切角に三木(すみきりかくにさんぎ) 【掲載場所】 |